PTQジュネーブ-札幌 観戦記事 その1
2006年11月23日 M;tG観戦記事まじっ九印に載るまでの暫定公開。
こんなとこ見る人もいないだろうから道民向けで。
まじっ九印向けに改行したので、多少見づらいのはご容赦を。
あちらに載せて頂いたらこっちは消す予定です。
PTQジュネーブ-札幌 決勝トーナメント観戦レポ
初雪、しかもあられ吹雪の中、参加者24名で行われた今大会。
”日本一抜けやすい”PTQなどと揶揄される事も多いここ北海道でのPTQだが、
PT、GPなどワールドクラスでの大会で結果を残した者達もいないわけではない。
予選ラウンドからニューフェイスの活躍が目立った今回、新たな歴史を作る権利を
まず得る事ができるのは、果たして誰になるのだろうか。
準決勝 竹内vs山田
竹内はここ最近プレミアイベントに精力的に参加しているプレイヤーで、
以前お伝えしたPTQプラハ予選で決勝に残った世羅と同じチームのメンバー。
「オーバーラン」は本日定例会だそうで、決勝に残った竹内以外のメンバーは
皆そっちへ向かったようだ。 「裏切られた!!」と叫ぶ竹内。
ちなみに会場に1人残った世羅もサイドイベントのブースタードラフトに夢中。
対する山田は大仏様を思わせる優しい笑顔の巨漢。
プレイスタイルも冷静、慎重そのものだ。
本人曰く、「最近全然勝ってないんですよー。」だそうだが、
ベスト4まで来たとなれば勝ちきりたい所だろう。
予選のシールドでも竹内と対戦し、見事に勝利を収めている。
デッキは竹内が青白フライングビート。《遍歴のカゲロウ獣/Errant Ephemeron》こそ無い
ものの非常に充実した航空部隊を3枚のバウンスが後押しする強力なデッキ。
山田は黒単タッチ赤の除去デッキ、【ヤマディアンブラック】だ。
2枚の《絞殺の煤/Strangling Soot》のほかにも山のように除去が積まれ、
最後には《センギアの吸血魔/Sengir Nosferatu》が控える。
双方ともにデッキの完成度はかなり高いように見える。
白熱した1戦が期待できそうだ。
1戦目
先行は山田。
2ターン目に《死胞子のサリッド/Deathspore Thallid》、4ターン目には《吸血スリヴァー/
Vampiric Sliver》という立ち上がり。
竹内は3ターン目変異、4ターン目は土地を置いてエンド。
変異(《水深の予見者/Fathom Seer》)は即座に《絞殺の煤/Strangling Soot》で除去。
《死胞子》でトークンを生み出した山田はここで《スリヴァー》《死胞子》《トークン》で攻撃。
竹内は《歪んだ爪の変成者/Crookclaw Transmuter》を召還してみるものの、-1/-1で
打ち落とされてしまい、4点のダメージを受ける。返しのターン、竹内は
《ちらつくスピリット/Flickering Spirit》を召還、《祖先の幻視/Ancestral Vision》を待機。
山田は続けて《スリヴァー》で攻撃して3点、《卑屈な騎士/Skulking Knight》を加える。
竹内は《コーの先導/Outrider en-Kor》を追加するも戦線が心もとない。
ここぞとばかりに《スリヴァー》《騎士》で攻撃を続行する山田だが、これには竹内の
《補強/Fortify》+0/+2モードが飛んできて、《スピリット》《コー》にブロックされた
《スリヴァー》は墓地へ。
ここで放たれたのはなんと《不吉の月/Bad Moon》!
一回りサイズの大きくなったトークンやクリーチャーを抑えきれない竹内。
2枚目の《変成者》で《騎士》を除去、《魂の因縁/Spirit Loop》を《変成者》に付けて
逆転を計ろうとするが、あえなく《稲妻の斧/Lightning Axe》で除去され、
2枚目の《煤》、《萎縮した卑劣漢/Withered Wretch》、極めつけに
《センギアの吸血魔/Sengir Nosferatu》と連打されてはどうにもならない。
序盤の攻めから綺麗に押し切った山田がまず1本。
竹内 0-1 山田
2戦目
先行竹内は秒でキープ。山田はテイクマリガン。
ファーストアクションは3ターン目竹内の変異(《流水の海蛇/Slipstream Serpent》)。
しかしまたもや《絞殺の煤/Strangling Soot》で除去される。
これには苦い顔の竹内。
《トゲ尾の仔ドレイク/Spiketail Drakeling》でお伺いを立ててみるも、これには
《フォライアスのトーテム像/Foriysian Totem》⇒《ぶどう弾/Grapeshot》。
赤黒の本領発揮、かと思われたのだが、手札が土地ばかりの山田は
《トーテム像》でアタックを続けることしかできない。
《変成者》《嵐雲のジン/Stormcloud Djinn》とのノーガードの殴り合いは
さすがに分が悪すぎた。《補強》で11点食らった山田は次に勝負を賭ける。
竹内 1-1 山田
3戦目
山田はまずまずのハンドをキープ。
竹内も一瞬悩んでキープ。しかし内容は土地6枚と《流水の海蛇/Slipstream Serpent》!
さすがにここはマリガンだと思うのだが・・・。
しかしここは準決勝。運に見放されては辿り着けない場所だ。
ここからの竹内のプレイを順を追って見て見よう。
2ターン 《遍歴の宿命語り/Errant Doomsayers》召還
3ターン 変異(《《流水の海蛇/Slipstream Serpent》》)召還
4ターン 《祖先の幻視/Ancestral Vision》待機
5ターン 《留置呪文/Detainment Spell》(対象は《卑屈な騎士/Skulking Knight》)
6ターン 変異(《珊瑚のペテン師/Coral Trickster》)召還
ムダヅモなし。
山田の展開も悪くない。
《不吉な月》《卑屈な騎士》《虹色のレンズ/Prismatic Lens》
《フォライアスのトーテム像/Foriysian Totem》と繋ぎ、5ターン目には
素打ちの《精神攪乱/Mindstab》をプレイする。
竹内の4枚のハンドから落ちるのは一体何だろうか!?
答え:土地3枚
ちなみに最後の1枚も土地。
ライブラリの上からは《雲を追うケストレル/Cloudchaser Kestrel》、続いて
《城の猛禽/Castle Raptors》《トゲ尾の仔ドレイク/Spiketail Drakeling》。
《吸血スリヴァー》《フォライアスのトーテム像》での殴り合いに活路を見出そうとする
山田だが、次々沸いてくる飛行クリーチャー達にリベンジを果たされたのだった。
竹内 2-1 山田
こんなとこ見る人もいないだろうから道民向けで。
まじっ九印向けに改行したので、多少見づらいのはご容赦を。
あちらに載せて頂いたらこっちは消す予定です。
PTQジュネーブ-札幌 決勝トーナメント観戦レポ
初雪、しかもあられ吹雪の中、参加者24名で行われた今大会。
”日本一抜けやすい”PTQなどと揶揄される事も多いここ北海道でのPTQだが、
PT、GPなどワールドクラスでの大会で結果を残した者達もいないわけではない。
予選ラウンドからニューフェイスの活躍が目立った今回、新たな歴史を作る権利を
まず得る事ができるのは、果たして誰になるのだろうか。
準決勝 竹内vs山田
竹内はここ最近プレミアイベントに精力的に参加しているプレイヤーで、
以前お伝えしたPTQプラハ予選で決勝に残った世羅と同じチームのメンバー。
「オーバーラン」は本日定例会だそうで、決勝に残った竹内以外のメンバーは
皆そっちへ向かったようだ。 「裏切られた!!」と叫ぶ竹内。
ちなみに会場に1人残った世羅もサイドイベントのブースタードラフトに夢中。
対する山田は大仏様を思わせる優しい笑顔の巨漢。
プレイスタイルも冷静、慎重そのものだ。
本人曰く、「最近全然勝ってないんですよー。」だそうだが、
ベスト4まで来たとなれば勝ちきりたい所だろう。
予選のシールドでも竹内と対戦し、見事に勝利を収めている。
デッキは竹内が青白フライングビート。《遍歴のカゲロウ獣/Errant Ephemeron》こそ無い
ものの非常に充実した航空部隊を3枚のバウンスが後押しする強力なデッキ。
山田は黒単タッチ赤の除去デッキ、【ヤマディアンブラック】だ。
2枚の《絞殺の煤/Strangling Soot》のほかにも山のように除去が積まれ、
最後には《センギアの吸血魔/Sengir Nosferatu》が控える。
双方ともにデッキの完成度はかなり高いように見える。
白熱した1戦が期待できそうだ。
1戦目
先行は山田。
2ターン目に《死胞子のサリッド/Deathspore Thallid》、4ターン目には《吸血スリヴァー/
Vampiric Sliver》という立ち上がり。
竹内は3ターン目変異、4ターン目は土地を置いてエンド。
変異(《水深の予見者/Fathom Seer》)は即座に《絞殺の煤/Strangling Soot》で除去。
《死胞子》でトークンを生み出した山田はここで《スリヴァー》《死胞子》《トークン》で攻撃。
竹内は《歪んだ爪の変成者/Crookclaw Transmuter》を召還してみるものの、-1/-1で
打ち落とされてしまい、4点のダメージを受ける。返しのターン、竹内は
《ちらつくスピリット/Flickering Spirit》を召還、《祖先の幻視/Ancestral Vision》を待機。
山田は続けて《スリヴァー》で攻撃して3点、《卑屈な騎士/Skulking Knight》を加える。
竹内は《コーの先導/Outrider en-Kor》を追加するも戦線が心もとない。
ここぞとばかりに《スリヴァー》《騎士》で攻撃を続行する山田だが、これには竹内の
《補強/Fortify》+0/+2モードが飛んできて、《スピリット》《コー》にブロックされた
《スリヴァー》は墓地へ。
ここで放たれたのはなんと《不吉の月/Bad Moon》!
一回りサイズの大きくなったトークンやクリーチャーを抑えきれない竹内。
2枚目の《変成者》で《騎士》を除去、《魂の因縁/Spirit Loop》を《変成者》に付けて
逆転を計ろうとするが、あえなく《稲妻の斧/Lightning Axe》で除去され、
2枚目の《煤》、《萎縮した卑劣漢/Withered Wretch》、極めつけに
《センギアの吸血魔/Sengir Nosferatu》と連打されてはどうにもならない。
序盤の攻めから綺麗に押し切った山田がまず1本。
竹内 0-1 山田
2戦目
先行竹内は秒でキープ。山田はテイクマリガン。
ファーストアクションは3ターン目竹内の変異(《流水の海蛇/Slipstream Serpent》)。
しかしまたもや《絞殺の煤/Strangling Soot》で除去される。
これには苦い顔の竹内。
《トゲ尾の仔ドレイク/Spiketail Drakeling》でお伺いを立ててみるも、これには
《フォライアスのトーテム像/Foriysian Totem》⇒《ぶどう弾/Grapeshot》。
赤黒の本領発揮、かと思われたのだが、手札が土地ばかりの山田は
《トーテム像》でアタックを続けることしかできない。
《変成者》《嵐雲のジン/Stormcloud Djinn》とのノーガードの殴り合いは
さすがに分が悪すぎた。《補強》で11点食らった山田は次に勝負を賭ける。
竹内 1-1 山田
3戦目
山田はまずまずのハンドをキープ。
竹内も一瞬悩んでキープ。しかし内容は土地6枚と《流水の海蛇/Slipstream Serpent》!
さすがにここはマリガンだと思うのだが・・・。
しかしここは準決勝。運に見放されては辿り着けない場所だ。
ここからの竹内のプレイを順を追って見て見よう。
2ターン 《遍歴の宿命語り/Errant Doomsayers》召還
3ターン 変異(《《流水の海蛇/Slipstream Serpent》》)召還
4ターン 《祖先の幻視/Ancestral Vision》待機
5ターン 《留置呪文/Detainment Spell》(対象は《卑屈な騎士/Skulking Knight》)
6ターン 変異(《珊瑚のペテン師/Coral Trickster》)召還
ムダヅモなし。
山田の展開も悪くない。
《不吉な月》《卑屈な騎士》《虹色のレンズ/Prismatic Lens》
《フォライアスのトーテム像/Foriysian Totem》と繋ぎ、5ターン目には
素打ちの《精神攪乱/Mindstab》をプレイする。
竹内の4枚のハンドから落ちるのは一体何だろうか!?
答え:土地3枚
ちなみに最後の1枚も土地。
ライブラリの上からは《雲を追うケストレル/Cloudchaser Kestrel》、続いて
《城の猛禽/Castle Raptors》《トゲ尾の仔ドレイク/Spiketail Drakeling》。
《吸血スリヴァー》《フォライアスのトーテム像》での殴り合いに活路を見出そうとする
山田だが、次々沸いてくる飛行クリーチャー達にリベンジを果たされたのだった。
竹内 2-1 山田
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